「世の中に確かなことはない」とは、ゴールドマンーサックスで「鞘取りの天才」の異名を取り、ホワイトハウスで財務長官を務めたのちに、現在は世界最大の金融グループーシティグループの経営執行委員会会長を務めているロバートールービンの言葉である。「こうなるに決まっている」という決めつけをするから、為替や株に振り回されることになるわけで、どんな可能性も想定しておかなければいけないのだと彼は言っている。まったくその通りで、万全の知識があっても、試してみなければわからないという実験的な発想がなければ新しいものを生み出すことなどできないのである。これにしても、やり方をあれこれ試すことで大学受験のための受験勉強でも身につく能力なのだ。